子供の頃から本が大好きということもあって、壁一面に本棚がある書斎を持つことを夢見ていました。
家具を販売する店にも何度も行きましたが、サイズが合わなかったり、デザインが気に入らなかったりと、どうも自分のイメージに合うものが見つからずにいました。
イメージするのは、外国の部屋にあるような素朴な感じの本棚で、特に飾り気はないけれどもシンプルで木のぬくもりが伝わるような本棚です。
さすがに壁一面にというわけにはいかないものの、できれば天井に届くぐらいに作りたかったのは、これも海外の映画などで見た書斎の本棚が天井近くまであったことが影響していたと思います。
そこで、洋服ダンスを二つ処分して場所を開けたところ、ちょうどいいスベースができました。
ここの幅と高さを測ってからホームセンターに行って、濃いめの色合いの木材を買い求めました。
その際、ホームセンターで電動ドリルとのこぎりをレンタルすることができるということが分かったので、工具を借りて帰ることにしました。

その日から1週間の連続休暇に入るということもあって、目標は1週間で仕上げることです。
細心の注意を払って木材の寸法を測り、ドリルで切ると、面白いくらいにあっという間に切れてしまいました。
まずは壁に横部分の柱を立てるところからですが、これもまた電動ドライバーならあっという間にねじ止めができて、面白いくらいです。
柱を立てたら、今度は棚板を設置するために一部をカットし、再びねじ止めです。
我ながら才能があるのではないかと自画自賛したいくらいに作業がスムーズに進み、念願だった天井まで届く高さの本棚を1週間もかからずに完成させることができました。
今は既製品の脚立を使って高いところにある本をとっていますが、ここにもいつかはしごを作り、移動させながら使えるようにしたいと思っています。
実際に使ってみて、電動工具って素晴らしいとつくづく感じました。
これがあれば、何でも作れそうな気がしていますので、またレンタルしようと考えています。